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愛知県の中学生と接して感じたこと:中学生の勉強に対する向き合い方を考える②

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間違えることを極端に嫌う子供たち

名古屋市北区の学習塾E-スマの生徒と向き合ってみて感じたこと、それは「間違えることを極端に嫌う生徒が多い」ということでした。そこで前回のブログに引き続き、今回は「間違えることを嫌う生徒の行動パターン」についてお伝えしていこうと思います。

前回のブロブ「間違えることを嫌う理由」はこちらから

間違えることを嫌う生徒たちの行動パターン

前回は間違えることを嫌う生徒の理由を見てきました。ここからは間違えることを嫌う生徒たちの行動パターンを見ていきます。

パターン①間違いを消しゴムで消す

このブログをどんな方に読んでいただいているのかはわかりませんが、教育に携わった方であれば遭遇したことがあるかと思うパターンです。

問題を解いた後に自分で〇付け(答え合わせ)をする際の話です。答えが間違っていたときに間違えた答えを消しゴムで消してシャーペン(鉛筆)で書き直す生徒がいます。
そしてその問題を正解にして〇をつけるのです。

このブログを読んでいる塾の先生は「あるある!」となっていることかと思います。笑

保護者の方は信じられないかもしれませんが、2~3割の生徒(もしかするともっと多いかも?!)がやってしまっていることです。

パターン②これは〇でいいよね?

このパターンは例えば約分忘れや符号ミス、漢字やスペルミスによる間違い、漢字表記の内容をひらがなで答えている、などで内容自体が正解しているから「〇でいいよね?」となるパターンです。

これを「〇」にしてしまうと、今後も同じミスで点数を落とす可能性があります。絶対に「〇」にしてはダメなパターンです。

パターン③ポイントや解説を見て解けた問題を〇にする

このパターンは演習中にワークやテキストの「ポイント」や「導入の解説部分」などを見ながら解いた問題を正解にしてしまうパターンです。

これは答えを見ているのと同じなためもちろん正解にはなりません。

この勉強方法を行っている生徒は「わかった!」を「できた!」にできていません。テスト勉強なども勉強した「つもり」になっているので、自信を持ってテストに臨むものの点数に結び付かないパターンです。

お子さんが「今回のテストはできた!」と言っていたが、結果が思っていたよりも良くないときはこのパターンな可能性が高いです。

パターン④演習中に質問して正解した問題を〇にする

このパターンは演習中に質問して理解し、その問題を正解にするというものです。

パターン③の「ポイントや解説を見て解けた問題を〇にする」と同様で、「わかった!」という状態で勉強を終えるため、成果には結び付きにくい可能性があります。

他にはこんなパターンも

過去に出会ってきた生徒の中にはこんなパターンの生徒もいました。

・空白部分を〇する生徒(やったフリをする生徒、もしくはあぶり出し?)

・間違っていてもお構いなしに〇をする生徒(答えは紙にはない、その子の中にある)

・前回やった演習をあたかも今回やったかのようにして〇付けをする生徒(すでに〇がついているのにその上から〇をしてバレないと思っているハートの強さは見事です)

空白部分を〇している生徒に関してはさすがにびっくりして最後まで見届けてしまいました。そのあと心意気だけはホメておきました。(もちろん授業後に「楽しく?」会話しておきました!)

これらのパターンの場合には間違えることを嫌っているのではなく、勉強そのものと向き合えていません。そういった場合にはまずは会話やコーチングが有効だと言えます。

間違いを認めることができる生徒は成績が伸びる?!

ここまでで「間違いを嫌う理由」、「間違いを嫌う生徒の行動パターン」を見てきました。次回は「間違いを認めること」、「不正解の問題を解きなおすこと」でどういった変化が生まれるかについてです。結論としては「間違いを認めることで成績が伸びます」。

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