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新中学1年生必見!小学校と中学校で何が変わる?中学校入学への不安を解消します!

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小学校生活と中学校生活では授業、テスト、クラブ活動、宿題など大きく変わることばかりです。お兄さんやお姉さんがいらっしゃる場合には問題ないのですが、そうでない場合にはわからないことばかりかと思います。
今回はそんな不安を解消できるように小学校と中学校の違いについて知っておきたい内容をお伝えしていきます。

目次

小学校と中学校の違い① 授業面

小学校と中学校の授業時間数の違い

中学校になると小学校よりも授業時間が1限あたり5分間長くなります。1限あたり5分なのでそんなにも長くなったようには感じないかもしれません。しかし、6限目までと考えると1日あたり30分、1週間で考えると150分も長くなります。
小学校の授業数で3限分以上の時間数長くなります。

小学校と中学校の授業担当の違い

小学校では2022年度10月から小学校高学年で教科担任制が導入され始めています。中学校の学びにつながることや、苦手と感じる教員が多い教科である「算数・理科・英語」から優先的に導入が進められています。
この背景には「中1ギャップ」などの課題解決といった背景もありますが、まだまだ課題は残っています。

(教科担任制導入に関しての詳細は「すらら」さんのこちらの記事でとてもわかりやすく説明されています。)

一方で中学校は完全に教科担任制となります。小学校と違い担任の先生と接する時間数が極端に少なくなるため、一人ひとりの学習状況把握が難しくなります。そのため、成績の管理は生徒本人任せとなってしまうと考えておいてください。

本人任せになると自分で学習状況を把握する必要があり、成績へのフォローが遅れるため、中学1年生の夏休みくらいから慌てて塾を探される方が多くなっています。

小学校と中学校の授業速度の違い

中学校では小学校に比べて1年間で学習する量が増えるため、授業進度が格段に速くなります。そのため、授業内での復習は基本的に行われることはなく、とにかく次へ次へ進んでいきます。

中学生は生徒自身で復習を行っていく必要があります。ただし授業自体についていけないと復習はできません。

小学校と中学校の授業面での違い

小学校と中学校では「授業時間数」、「授業の速さ」、「学ぶ量」が全く違うため、スタートダッシュが上手くいかないと取り戻すのにかなりの苦戦が強いられます。

小学校と中学校の違い② テスト面

小学校と中学校のテスト回数の違い

テスト面に関しては小学校と中学校で大きく違います。

まず回数ですが、小学校は月に1回程度のペースで実施され、習いたての内容を確認するためのテストになっています。

一方で中学校のテストは年間に4~5回しかないため、テストによっては3か月前の内容から出題されるということもあり、日々の復習を怠るとテスト前のテスト勉強で苦しむだけでなく、詰込み型の勉強になり学習効率が悪くなりがちです。

小学校と中学校のテスト範囲の違い

1回のテストで確認される範囲も小学校と中学校で大きく違ってきます。小学校では1単元終わるたびに確認が入るので、複数単元にまたがることや、範囲が広くなりすぎるといったこともありません。

しかし、中学校では1回のテストで確認される範囲が複数単元にまたがるため、テスト前には必ずテスト勉強が必要となります。特に学期をまたぐテストの場合には普段から復習やプリントを整理しておかないと、テスト勉強の準備だけで数日かかってしまうこともあります。

学期をまたぐテストの例(3学期制を例に)

1学期の定期テストが6月下旬~7月上旬に行われた場合、夏休みをはさんだ後、次のテストが9月下旬~10月上旬に行われます。

同様に2学期期末テストから3学期の学年末テストの間にも冬休みをはさみます。

長期休みをはさむ定期テストはテストまでの期間も長く、塾などへ通っていない場合には休みの間に勉強に向かう機会がないため、テスト勉強の際に内容を思い出すところからのスタートとなり、高得点や目標点を達成することが難しくなります。

テスト範囲の広さと難易度は反比例?

テストとテストの期間が長いとテスト範囲が広いため、テストの難易度が難化するように思いますが、実はそうではありません。

例えば1学期の中間テストと1学期期末テストのテストの間隔は1か月しかありません。すると学ぶ単元数が少なくなります。
1学期期末テストから2学期中間テストで見ると、テストの間隔が2~3ヶ月になります。すると学ぶ単元数が多くなります。

テスト範囲が狭い場合・・・学ぶ単元数が少ないため、確認しないといけない単元は少なくなります。すると一つの単元で様々な種類の問題が確認できるため、発展問題なども出題され、問題の難易度が難化します。

テスト範囲が広い場合・・・学ぶ単元数が多いため、確認しないといけない単元が多くなります。するとできるだけ多くの単元から問題を出題する必要があり、「浅く広く」問題が出題されるため、問題自体の難易度が易化します。

ただ、テスト範囲が広くなると復習しないといけない量も多くなるため、普段から勉強をこつこつ行っている生徒との差が顕著になりやすいと言えます。

小学校と中学校の確認内容の違い

小学校までのテストでは基礎内容の確認がメインとなるため、応用問題なども少なく、100点をとることも難しくはありません。生徒ごとの成績の差もそこまで大きく開くことはありません。

一方で中学校のテストでは、テスト内容も基礎の確認だけではなく、応用問題も出てくるため小学校に比べ難易度が高くなり、生徒ごとの成績の差は大きくなっていきます。

小学校と中学校の違い③ 宿題面

「宿題がなくなる」=「楽になる」ではない??

中学生になると毎回の宿題はなくなります。しかし、楽になったということでもありません。理由は「理解度の確認を誰が行うか」が明確に異なるからです。

小学校までは宿題を担任の先生が毎回確認してくれます。そのため一人ひとりの生徒の理解度を担任の先生が把握してくれています。

一方で中学校では毎回の宿題はありません。提出物はテスト前の問題集だけですが、学校の先生は「理解度」のチェックよりも「ちゃんとやっているか」のチェックしかしません。そのため、中学校では理解度を自分自身で管理する必要があります。

またテスト前の提出物は量も多いため、内容の理解が追い付いていない場合には「答えを写して提出するだけ」ということにもなりかねません。

小学校と中学校の違い④ クラブ活動

スケジュールと体力を考慮する必要がある

小学校まではクラブと言っても曜日ごとに異なるクラブに参加することができたり、週2回もあれば、週3回もある、と地域によって違いはあるものの自由度は高いです。

中学校のクラブ活動(部活動)は原則週1日以上の休日が必要です。日曜日にクラブがある場合には月曜日が休みになるなど、地域や学校によってもルールは異なります。

(学校によって、また顧問の先生によって、クラブごとの力の入れ方が異なるため、週1日の休みがない部活もあれば、長期休みは週1回だけなどほとんど実施しない部活もあります。入部前の情報収集は非常に大事だと言えます。)

大きな違いとしては中学校のクラブは毎日行われ、学校の授業が終了した放課後に実施するため、小学校とは体力的な負担が大きく異なります。特に体がまだ出来上がっていない入学直後の中学1年生にとっては日々の生活をこなすだけで精一杯になります。また、土日祝日も大会などが実施されることもあり、テスト勉強などもスケジュール通りには進まない可能性があります。

学校外で活動しているクラブチーム

サッカーや野球、近年だとバスケットボールなどは中学校外で活動しているクラブチームに所属する場合があります。

チームによって特色が異なりますが、活発なクラブチームだと週6日活動があったり、連休には遠征、長期休みには合宿など、勉強のスケジュールを組むことが困難なクラブチームもあります。

そういったクラブチームに所属する場合には、テスト前でも休みにはならないため、自分で勉強するタイミングがなく、日々の学校の授業内容を理解して、授業のスピードについていかないと成績が低下してしまう恐れがあるため注意が必要です。

まとめ(やってほしいこと)

いかがでしたでしょうか?小学校と中学校では著しく生活が変化します。また、中学1年生の最初は体の成長もついていかないため、体力的にもしんどくなり、勉強に対する嫌悪感を抱きやすくなります。

ぜひやっていただきたいことは「事前の情報収集」、「毎日10分でもいいので家庭学習の習慣をつけること」、「保護者が子供と同じ目線に立って応援すること」の3つです。

「事前の情報収集」は学校の詳細な情報(どんな先生がいる、どんなテストがでるなど)も大事ですが、特に「部活動の活動時間やスケジュール」が重要です。把握しておくだけで効率の良い計画を立てることができます。

「毎日10分でもいいので家庭学習の習慣をつけること」は非常に難しいかもしれませんが、「今日あった授業のノートやプリントを見るだけ」でもOKです。長期記憶にできるように寝る前に行うと一番効率が良いです。

そして、上手に中学校生活を過ごすためには「保護者の方が同じ目線に立って応援していくこと」が必要です。「勉強しなさい!」「早くご飯食べなさい!」「あれしなさい!これしなさい!」では子供は動きません。「今やろうと思ってたし!」「わかってる!」という根拠のない返事が返ってくるだけです。

また、勉強についていけないからと簡単に「塾を選択する」ということは本人の負担が増えるだけなので注意が必要です。

子供のやる気を高める会話を心がける、スケジュールを一緒に考えてあげる、家庭で勉強できる環境を整えてあげるなど、やれることはたくさんあります。どんな方法が良いのか、どんな会話が最適なのか、わからない場合には塾に(入塾せずに)相談だけしてみるのもいいかもしれません。

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