学習塾E-スマでは成績を上げるために授業以外の部分にも工夫をしています。すぐに実践できる簡単な方法をいくつかご紹介していきます。
今回は「勉強の考え方」です。
普段の勉強は練習、テストは練習試合、入試は公式戦や大会
部活動の練習で練習に不必要なものが置いてあるのは効果的か?
早速ですが、サッカー部の練習をイメージしてみてください。
サッカーゴールの横にバスケットゴールが置いてあります。
練習中ボールを蹴ってバスケットゴールに入れてみたくなりませんか?
この場面ではバスケットゴールは練習の邪魔になるものです。
(もしかするとそういう練習をされておられるクラブがあるのかもしれませんが・・・)
なぜ邪魔なのかと言えば、「サッカーの練習試合や公式戦にはバスケットゴールが置いていないから」です。
部活動の練習は何のために行っているのか?
お子さんが何かのクラブに入っておられるとしたとき、毎日放課後に頑張って練習をしています。何のために練習を頑張っているのでしょうか?
試合に勝つため、良い記録を残すため、賞を取るため、などなど「本番で成果を出すため」に頑張って練習しています。
サッカーゴールの横にバスケットゴールがある状態は、本番に必要のないものがある状態なので本番を意識した練習にはなりません。練習の効率が悪く、効果も下がってしまう可能性があります。
勉強で考えてみるとどうなるのか
では勉強で考えるとどういうことが言えるのでしょうか?
「学校の授業」は基礎の練習。
「自学習や塾での勉強」は実戦練習(シュート練習や1対1の練習、音合わせなど)。
「テスト前のテスト勉強」は本番を意識した練習(紅白戦や全体でのセッションなど)。
「定期テスト」は練習試合もしくはカップ戦などの公式戦。
「入試」は公式戦や全国大会につながるような試合。
上記のように考える「自学習や塾での勉強の重要さ」がわかるのではないでしょうか?
学習塾E-スマではどんな工夫をしている?
上記の内容を踏まえて、学習塾E-スマの通常授業で中学生には「勉強中の机」にルールを設けています。

上記の画像を見て何を感じましたか?
机の上が汚い?字が汚い(ごめんなさい)?筆箱がかわいい?
本番を意識してこその練習
定期テストでも入試本番でも机の上に出してよいものは決まっています。
「シャーペン(鉛筆)と消しゴム」です。筆箱はNGとなります。
学習塾E-スマでは、普段の授業においても机の上に出していいのは「シャーペン(鉛筆)とシャーペンの芯と消しゴムと赤ペン」だけにしています。
普段から可能な限り本番と同じ状況に慣れておくことで、本番でも力を発揮しやすくなります。

机の上がスッキリしました。勉強に集中しやすい環境になっています。
さらに良い効果も!
「筆箱を机の上に置かない」ようにするのは「本番を意識した勉強ができる」だけでなく別の良い効果もあります。それは姿勢です。机の上を整理するだけで姿勢が変わります。次回くわしく紹介していきます。

先ほどの画像と上記の画像では何が違うかわかりますか?
まとめ
学習塾E-スマではこういった「簡単に実践できることで成果が上げられること」もお伝えしています。塾は勉強(知識)を伝えるだけの場所ではないと考えています。「自分で勉強できる力」、「自分で考える力」、「自分で発見する力」などお子さんが成長していくうえで必要となる力も育てています。
「自分で勉強できる力」を養うことで、勉強との向き合い方が変わります。勉強との向き合い方が変わると学びが増え、自己成長する機会が増えていきます。
学習塾E-スマでは生徒の今後の人生に貢献できるよう、「自分で勉強できる生徒」を育てる教育を行っています。